日本リーグ2002 最終節(守口大会)
2002年12月22日(日)に大阪・守口市民体育館で、日本リーグ最終節が開催されました。
4面のコートを使用して、男女各4試合ずつの計8試合(1試合はダブルス・シングルス・ダブルスの3マッチ)が次々と行われましたが、1時間以上に及ぶ接戦が多く、どのコートからも目が離せない状態が続きました。
男子はトナミ運輸(前日まで6戦全勝)がNTT東日本(同5勝1敗)を2-1で下して優勝、女子は三洋電機がヨネックスとの全勝対決を3-0で制して1マッチも落とさない完全優勝を成し遂げました。
【関連ホームページ】
 詳細結果→日本バドミントン協会バドミントン情報from京都
 各チームの活躍→三洋電機NTT西日本大阪NTT東日本日本ユニシスNTT北海道広島ガス
<女子> 三洋電機 3−0 ヨネックス

試合前の応援団によるエール交換。三洋電機の中山・田中・山田選手、ヨネックスの米倉・山本選手は、中国オープンから帰国したばかり。

前日に続き第1ダブルスに立った小椋&潮田ペア(三洋電機)。

女子ダブルスは11点3ゲームで行われるため攻撃的な展開。

ガッツポーズ三部作・その1。

その2。

その3。

小椋&潮田ペアは、11-8・9-11・11-9という大接戦で岩田&山本ペアを下し、三洋の勝利に大きく貢献。
シングルスおよび第2ダブルスは、応援に夢中になり過ぎて写真を撮るのを完全に忘れてしまうほどだった。シングルスは、第2ゲーム後半、長い長いラリーで息詰まる接戦となったが、田中選手が米倉選手を2-0で下し、三洋電機の優勝を決めた。試合終了後は、アキレス腱断裂後の長いトンネルを抜け出た勝者・田中選手と敗者・米倉選手の二人が、いずれも大粒の涙を流した意地と意地のぶつかり合いは、大勢の観客に感動を与えたに違いない。

<男子> NTT西日本大阪 0−3 日本ユニシス

選手6名(実際には一宮選手がアキレス腱断裂のため、最少人数の5名)で果敢に戦ったNTT西日本大阪チーム。

2階席からエールを送るNTT西日本大阪のチアーリーダー。

山田、中西、カレル・マイナキーなど豪華メンバーを揃えて2位に躍進した日本ユニシス。

第1ダブルス、NTT西日本・渡辺&松井ペア(奥)vsカレル・福井ペア(手前)。

第1ゲームをユニシスが簡単に取った後、NTT西日本が意地を見せファイナルに持ち込んだが、最後はユニシスが確実なレシーブで勝利。

シングルスでは名古屋に転勤になったNTT西日本・橋本選手(奥)が昨年の全日本2位の中西選手(手前)に対して驚異的な粘りを見せたが、ファイナルセティングで屈した。

<男子> YKK九州 0−3 NTT北海道

日本リーグでは断トツの強さを見せるリオニー・マイナキー&花田ペア(YKK)

YKK・霜上選手(奥)に対し互角のラリーを展開したNTT北海道の若手・吉川選手(手前)

今回限りで日本リーグから撤退するYKK九州だが、地元八代では既に存続を求める市民運動が始まっているそうです。

<男子> トナミ運輸 2−1 NTT東日本 <女子> NEC九州 3−0 三菱電機

第1ダブルスで太田&竹鼻ペアを下しガッツポーズを決める寸前の舛田&大束ペア(トナミ運輸)。ベンチの様子も対照的(左:トナミvs右:NTT)。

NEC九州、ヨネックス、広島ガスは、最近流行のスリムシャツ&スパッツ付スコートで登場。
この日最も似合っていたのは長身でスラリとしたNEC九州・幡谷選手(右)でしょうか?

地元大阪の方々が、審判や運営に大活躍。写真は、主審を務める梅咲さん(大阪府レディース連盟・富田林クラブ所属)。