JUIC カリニッチ卓球クリニック in 富田林
 元世界チャンピオンのZ.カリニッチ氏を富田林にお招きして、JUIC カリニッチ卓球クリニックが開催されました。
お盆休み最終日にもかかわらず、富田林市卓球連盟の方を中心に約50名の卓球好きが集まり、時間いっぱい
まで熱心にコーチングしていただきました。

■開催概要
 日時:2002年8月18日(日)14:30〜17:00
 場所:富田林市青少年スポーツホール
 協力:ジュウイック梶A富田林市卓球連盟、プロショップユゲ
■参加者
 約50名
■コーチ
 Kalnic Zoran(ゾラン・カリニッチ)
  ・1958年ユーゴスラビアSUBOTICA生まれ。
  ・1975年より、ユーゴスラビアナショナルチームにて活躍。
  【主な戦績】
   1976年 ヨーロッパジュニア選手権・男子シングルス優勝
   1982年 ヨーロッパ選手権・男子ダブルス優勝
   1983年 世界選手権東京大会・男子ダブルス優勝
   1984年 ヨーロッパ選手権・男子ダブルス優勝
   1989年 世界選手権・男子ダブルス準優勝、混合ダブルス準優勝
   1991年 世界選手権千葉大会・男子団体準優勝
   1994年 ヨーロッパ選手権・男子ダブルス優勝
   1997年 ユーゴスラビア・ナショナルチームコーチとなり、現在ユーゴスラビア・ナショナルヘッドコーチ
■通訳
 塩田勝彦(ジュウイック梶j
 カリニッチコーチはドイツ語を話されるのですが、スラスラと通訳される塩田さんには、参加者全員で脱帽!

(左から)カリニッチコーチ、塩田氏、
        富田林卓連・岡田会長

「一言も聞き漏らすまい」という気持ちが伝わってきます。

4〜5人のグループごとに個別指導をしていただきました。

カリニッチコーチの身長は何と2メートル!!

参加者のみなさんと記念撮影
クリニック終了後のインタビュー
Q.中国はなぜあんなに強いのでしょうか?
  A.競技人口の多さ、特にトップを目指すジュニア選手の層の厚さは、他国と全く違う。
    日本では、素質のある選手を少数精鋭でトップまで育てていくという考え方だが、中国では、素質がある選手でも、結果が出なければ
    どんどん切り捨てられていく。それでも次々と強い選手が出てくる。
Q.トップ選手になるには、何歳くらいから卓球を始めればよいのでしょうか?
  A.中国の話と矛盾するかも知れないが、あまり小さい時から始めると良くない面もある。一つは、台の高さに対して身長が低いと、打球
    フォームに変なクセがついてしまう。もう一つは、卓球に対する理解力がついてから練習する方が効率的に技術が身に付くのではない
    かと考えています。
身長2メートルという体格とは対照的に、とても穏やかで親切なカリニッチコーチでした。どうもありがとうございました。