『テンキョク2』 モニターレポート
Y様(男性/30歳代)
戦型
 シェーク両面ドライブオールラウンド型
モニターラバー
 テンキョク2(厚)
使用ラケット
 オールラウンドクラシック
オーバーサイズ
使用グルー
 使用していない
普段の使用ラバー
 F/フレンドシップ729CROSS(特厚)
 B/キョウヒョウ2中国普狂(厚)
@全般的な評価・感想
ラバー自体の感想
ラバー自体の重さはパッケージをあけてラバーのみカット前を量りましたら64gでした。729 CROSSは特厚で61gぐらいなので軽くはないです。トップシートはキョウヒョウ2に比べて透明感があり(赤の比較)、ツブが詰まって密度があります。
軟らかいシートで、いままでにないネットリと絡みつくような強粘着があります。キョウヒョウ2とはまったく別物のシートです。
スポンジはキョウヒョウ2と硬さなど似ています。中国硬度で40度ぐらいでしょうか。
弾みは強粘着のせいで弾みません。ラバー表面にフィルムを付けて粘着がない状態で弾みだけ確認してみましたらキョウヒョウ2より弾みませんでした(ノングルー)。厚さは「厚」ですがバタフライのトクアツぐらいありました。打球感はソフト>729 CROSS>テンキョク2>キョウヒョウ2>ハードの順です。
パッケージに英語でCONTROL+SPINと書いてありますがまったくその通りですのでスピードはあまり期待しない方がよいと思います。
最近は高弾性に近いニューイアラなどありますがテンキョク2はかなり中国粘着ラバーを意識して作られたのではないでしょうか?
A打法別の評価・感想
使用の感想はループドライブなどのスピン重視のドライブはかけやすいです。弾まないのでコントロールもよいです。シートが柔らかく絡みつく粘着なので中国ラバーの扱いに慣れていれば問題なく使えます。
前陣で円盤投げのようにラケット回しながら打点を高くしてこすり上げながら打つとよいボールが出ました。バウンド後に台の下に巻き込んでいくようないやらしいボールになります。手首を使ってスピンを加えて横回転を入れたドライブは打ちやすかったです。
サーブはブチ切れます。気持ちいいぐらい回転がかけられますのでサーブからの3球目攻撃主体の人に向いていると思います。
たぶんキョウヒョウを使用している人はキョウヒョウとの違いを気にすると思いますので書きます。まずキョウヒョウ2、3とも違うラバーです。キョウヒョウ2、3より打球感はソフトですし、ボールの飛んでいく角度が違います。サーブ、ツッツキ、台上処理、ブロックなどはむしろ729 CROSSに近い感覚です。ただ何が進化したのかというとドライブの引き合いや下がったときのボールの飛びが違います。中国ラバーでドライブの引き合いをしたことある方はわかると思いますが粘着が強いゆえにどうしても一度相手のドライブを抑えてから回転をかけ返すような感覚があり、より強いドライブを打ち返すには相当なパワーとスイングスピードが必要なのです。
テンキョク2にはどんなに力強いドライブがきても食い込んで跳ね返すパワーがあります。それは強いドライブであればあるほど実感できます。テンキョク2は相手の力を殺さずにボールをはじき返してくれるのです。カウンタードライブなどもとても気持ちよい感覚でボールを弾いてくれます。実際はテンションラバーとは違い放物線を描いてボールが飛んでいきますが相当な回転が掛かっているようです。(相手談)後ろに下がったドライブでも常に自分が攻めていける感覚でいられるのがテンキョク2の新しい性能なのではないでしょうか?
総合評価として、従来の中国ラバーの特性を残して、ドライブの引き合いや下がった時でも攻めて行けるパワーを秘めたラバーという感じがしました。馬琳使用もうなづけます。いままでより攻撃的なスタイルを目指すならオススメします。しかしいっておきますが必ずしも使いやすラバーではありませんでした。粘着ラバーをある程度使いこなしている人向きだと思います。慣れが必要なくらい個性的なラバーですね。キョウヒョウ2と729 CROSSどちらに近いかというと729 CROSSに近い設計のラバーです。729 CROSSの回転をアップしてラリー戦で打ち合える性能があります。フレンドシップ729やTSP730(21スポンジを除く)からの乗り換えなら違和感少ないと思います。キョウヒョウ2や3から乗り換えると慣れが必要かもしれません。慣れればテンキョク2に秘められたパワーに気付くと思いますが…。
個人的にはスポンジがもう少しだけ軟らかい方が使いやすいのではと思いました。作戦的に少し下げられても攻めていけるのでテンキョク2に合わせた戦術を模索中です。使いこなして自分のラバーになるまではもう少し時間が必要かもしれません。
O様(男性/10歳代)
戦型
 シェークドライブ型
モニターラバー
 テンキョク2(MAX)
使用ラケット
 アイオライト
使用グルー
 エコロエフェクト
普段の使用ラバー
 F/テンキョク3(MAX)
 B/ブライス(特厚)
@全般的な評価・感想
・弾み:高弾性ラバーと比べると弾まないが、強粘着の割にはかなり弾む。キョウヒョウPRO2より弾む。
・スピン:キョウヒョウPRO2と同じくらい粘着があるので、スピンはトップクラス。
・コントロール:キョウヒョウPRO2より少しだけ柔らかくなっているので、キョウヒョウPRO2よりコントロールは良い。
・打球感:キョウヒョウPRO2より少しだけ柔らかくなっているが、それでもまだ硬い。
・その他:キョウヒョウPRO2よりも性能が良くまた、意外にグルー効果も高い。
A打法別の評価・感想
・サービス:これだけスピンがあるので、ロングサーブよりも回転を掛けた方がよい。
・ドライブ:スピードはそこそこ出るのですが、スピードよりも回転がすごい。
・スマッシュ:強粘着なので威力はあまりない。
・ブロック:止めるのはやりやすいが、回転の影響を受けやすい。
やはりキョウヒョウシリーズに少し似ているが性能は良くなっている。しかし、攻撃型が使うならパワーがないとスピードが出ないので、ブースターなどを使った方がよい。
N様(男性/30歳代)
戦型
 シェークドライブ攻撃型
モニターラバー
 テンキョク2(厚)
使用ラケット
 アウォードオフェンシブ
使用グルー
 エコロエフェクト
普段の使用ラバー
 F/キョウヒョウPRO3(厚)
 B/ビヨーン(厚)
@全般的な評価・感想
触った感じはキョウヒョウPRO3と変わらない感じだった。
コントロール、サーブはキョウヒョウPRO3と同じでした。回転はよくかかります。
サーブではよく回転が切れるため、カーブが大きく曲がり、相手が打っても回転に負けてしまいます。ドライブした時もブロックはほとんどオーバーでした。
このラバーは回転がかかる割にはスピードもあるって感じです。
A打法別の評価・感想
今のキョウヒョウPRO3と比べると、
ドライブはキョウヒョウより軌道が低く、スマッシュ・ドライブは速い。それに回転もよくかかる。そのせいか、キョウヒョウを使っている人には軌道が違うためネットにひっかかる事が多いと思う。(キョウヒョウはひっかかりがすごいので、その分、入ってくれますが)
でも、スマッシュはキョウヒョウよりやりやすいやりやすいです。(キョウヒョウより弾むせいだと思います)
『テンキョク3』 モニターレポート
T様(男性/20歳代)
戦型
 ペンドライブ攻撃型
モニターラバー
 テンキョク3(厚)
使用ラケット
 ガシアンエキストラ中国式
使用グルー
 使用していない
普段の使用ラバー
 F/キョウヒョウ3(厚)
 B/ピンプルミニ(極薄)
@全般的な評価・感想
中国ラバーということでやっぱりカチカチのスポンジかな?と思っていたのですが、若干柔らかめスポンジでした。今までカチカチの中国ラバーを使っていた人は、打球感が少し違うと感じるかもしれません。
粘着力ですが、ベタベタという感じではなくペタッっとした感じでした。粘着ラバーですので、回転系の技術に関しては申し分ないです。
球突きの段階でよく弾むなぁ〜と思っていたのですが、実際に打った時は衝撃を受けました。弾みを抑えたラケットを使用していたにもかかわらず粘着ラバーとは思えないほどの弾みでした。今まで使っていた粘着ラバーだと弾みが弱く台から下がった途端に苦しかったのですが、テンキョクの場合は中陣からドライブの引き合いも可能でした。
スポンジが柔らかくなった分カウンター系の技術がやりやすい反面、従来の硬い粘着ラバーの感覚のまま打つとミスすることがありました。

A打法別の評価・感想
サービス、ツッツキは今までのラバーよりも少し、引っかかりが弱いかなという感じはするが、思った以上にドライブがコントロールできたのが、とてもいいラバーと思った。
スマッシュ、ブロックについては、早く返ってくるボールに対しては、早く返球が出来てさすが、中国の最強選手が使用しているのに納得ができた。
K様(女性/30歳代)
戦型
 シェーク前陣ドライブ攻守型
モニターラバー
 テンキョク3(厚)
使用ラケット
 キーショットライト
使用グルー
 使用していない
普段の使用ラバー
 F/ブライスFX(厚)
 B/タキファイアSPソフト(中)
@全般的な評価・感想

弾むというよりも球離れが速い。
スピンは、球離れが速いがブライスFXと比べ、同等か若干上。軌道が伸びてから回転が効くため、ボールを打ち出す角度さえ気をつければ、2時間ほどでコントロールはできると思うが、違和感がなくなるまでは、計4時間ほどはかかると思う。
打球感がややハードで球離れが速いため、コントロールは少し難しいが、軌道が高弾性高摩擦裏ソフトラバーに比べ、まるで違うため、前陣型の相手にとっては、やりづらい軌道が確保できる。

A打法別の評価・感想

・サービス:下回転のサーブが高く上がりやすい。長い横回転のサーブは、直線の軌道からバウンド後に良く曲がるので適している。
・ツッツキ:短いボールを出そうとすれば、浮きやすい。
・ドライブ:高く上がり、オーバーしやすい。低い軌道のドライブを打つのに最適。
・スマッシュ:球離れが速く、相手のコートで伸びるようだ。ドライブもスマッシュもボールに重みが感じる。
・ブロック:高く上がり、オーバーしやすい。カウンタードライブだとオーバーが増えた。前陣で打ち合えば、オーバーしやすい。中陣以降で打ち合えば、鋭い打球を出すことができた。
D様(男性/40歳代)
戦型
 シェークドライブ型
モニターラバー
 テンキョク3(特厚)
使用ラケット
 STIGA MASTER
使用グルー
 使用していない
普段の使用ラバー
 F/マークX(特厚)
 B/スレイバーEL(厚)
@全般的な評価・感想
これまでは日本製(マークXやスレイバー)のラバーしか使用したことがなかったので、イメージ的には高摩擦粘着性とはいえ、中国製って???といった感じでしたが、初めて打った時は、正直、高弾性には驚きました。スピンも吸いつき良く、いい感じで打てました。
あとは時間が短いのでわかりませんが、この粘着力がどれくらい持続するのか、キチンと手入れして様子を見たいと思います。

A打法別の評価・感想
・サービス:今までのラバーと変わらず打てた。
・ツッツキ:弾んで浮いてしまうというイメージだったが、変わらず打てた。
・ドライブ:吸いつきよく問題なく打てる。ただ、ループは今までの方が出しやすい。
・スマッシュ:インパクトの関係もあると思うが、これまで以上に力強く打てる感じがした。
・ブロック:これまで通りに打てた。